By Bloomberg
コインベースCEOアームストロング氏がツイート
米当局が暗号資産ステーキング禁止とのうわさがあるとのこと
- アームストロングCEOはうわさが事実でないこと望むとツイート
- 「それが事実ではないと望む。それが実現したら米国の前途はひどいものになるだろう」
- コインベースはステーキング巡りSECの調査受けていると明らかにした

[ネコまま@リテラシー]
以前より仮想通貨に関してはSEC管轄下で証券として取り扱う可能性が高いとの当局者の発言が続いています。投資家保護や業界の成長という観点から、個人的には今の規制から放置状態が続き、投資家から信頼を獲得できない状態が長く続くことを良いこととは考えていません。SECから証券として認証され、きちんと法規制の元で投資家保護が行われることが、信頼獲得には絶対に通るべき道だと思っています。
ステーキングに関しては「禁止」という可能性は低いと私は考えています。配当、貸し株など証券と同等の制度を活用した運用となるのではないかという理解をしています。
つまりまずは仮想通貨そのものを証券として認定し、規制を行うことが先で、そのうえで、ステーキングに関しての取り扱いが決まってくるという考えです。ステーキングそのもの自体、業界を成長させる原動力になっていることも事実ですので、米国の当局者には、業界の成長、技術革新を止めることなく投資家保護、詐欺などの撲滅を進められる上手な規制強化を早急に進めてほしいところです。
(参考)記事抜粋↓
・コインベース・グローバルのブライアン・アームストロング最高経営責任者(CEO)は、米証券取引委員会(SEC)が暗号資産(仮想通貨)のステーキングを禁止したい考えだとのうわさを耳にしたと警告。
・「それが事実ではないと望む。それが実現したら米国の前途はひどいものになるだろう」とツイート。
・ステーキングは「重要なイノベーション」だと主張。
・コインベースやクラーケンなど暗号資産交換業者は、収入多角化のためにステーキングに進出している。
・昨年8月、コインベースはステーキングプログラムを巡りSECの調査を受けていると明らかにしていた。
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