ドル安要因による原油価格の上昇
先日、FRBが利上げを決定しましたが、その影響でドルが下落しました。ドル安は原油価格にとってプラスに働く要因です。なぜなら、ドル安になると原油を購入する際のコストが低くなるからです。原油はドル建てで取引されるので、ドル安になると他の通貨で原油を買うことが有利になります。これによって、原油の需要が高まり、価格が上昇する可能性が高まります。
EUによるロシア原油の禁輸措置
また、欧州連合(EU)がロシア産石油製品の禁輸措置を検討していることも原油相場に影響を与えています。ロシアは世界最大の石油生産国の一つであり、欧州市場に大量の石油製品を輸出しています。しかし、ロシアとウクライナの間の緊張が高まる中、EUはロシアに対する制裁を強化する方針です。その一環として、ディーゼルや灯油などの石油製品の輸入を禁止することを提案しています。これが実施されれば、欧州市場では石油製品の供給不足が発生する可能性があります。その結果、石油製品の価格が高騰し、原油価格にも波及する可能性があります。
最後に
以上のように、原油先物はFRB利上げ後のドル安やEUによるロシア産石油製品禁輸の影響で上昇しています。今後もこのような要因に注目してください。
結局市場が間違えた方向に動くと国債金利が下がりドル安になって、輸入物価が上がる構造なんですよね。間違えれば間違えるほど最後に苦痛が待っていることになります。
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